先日まで愛おしい双葉を見守り、無事に収穫を終えた小松菜の畝(うね)。今回はその大切な畑の跡地を活用して、次の主役となる「つるなしスナップエンドウ」の種まきに挑戦しました!
実は、スナップエンドウ自体は以前プランターで育てたことがあるのですが、畑に直接植える「地植え」は今回が初めての経験。さらに、秋冬の肌寒い季節にスナップエンドウを種から育てるのも初めてのことなので、正直なところ「寒さを乗り越えてうまく育ってくれるかしら……」と、少しの不安と大きなドキドキを抱えながらのスタートでした。
それでも、初心者なりに毎日土と向き合い、手探りで試行錯誤するプロセスは本当に楽しいものです。今回は、地植えでのスナップエンドウの育て方や、これからの季節に欠かせない強風・防寒対策のアイデアなど、同じように家庭菜園を始めたばかりの方にも参考になるような、驚きと発見に満ちた栽培記録をお届けします。
1.【種のご紹介】まるでサイコロ!? 初めて出会ったスナップエンドウの可愛い種
種まきにあたり、今回購入したのは地元のJAさんで見つけた「つるなしスナップえんどう」の種です。
さっそく袋を開けてみて、思わず「わあ、可愛い!」と声を上げてしまいました。目の前に現れたのは、まるで小さなサイコロのような、四角く角ばった不思議な形をした種たち。これまでプランター栽培の時にも種は見ているはずなのですが、改めてじっくり観察すると、そのお茶目でユニークなフォルムにすっかり心を奪われてしまいました。
こんなに小さくて不思議な形の種の中に、これから力強く根を張り、甘くて美味しいお豆をたくさん実らせるパワーがギュッと詰まっているのだと思うと、植物の神秘に改めてワクワクが止まらなくなります。


サイコロみたいな種。初めて見ました。かわいいですね✨

2.【畝づくり・種まき・間引き】すくすく育つ16株の小さな赤ちゃんたち
まずはスナップエンドウが心地よく過ごせるよう、幅90cm・高さ約15cmのしっかりとした畝を立てました。その上から、雑草対策とこれからの季節の地温保持(保温)を兼ねて、黒いマルチシートをピンと敷き詰めます。
ここからがいよいよ種まきです。 マルチシートに約30cmの間隔で行儀よく植え穴をあけ、1つの穴に対して、あのサイコロのような愛らしい種を3〜4粒ずつ丁寧にまいていきました。
お天気の良い日が続いたおかげで、しばらくすると土の帽子を脱ぐようにして、一斉にググッと可愛い芽が顔を出してくれました。「はじめまして、よく出てきてくれたね」と感動しながら成長を見守り、本葉が開いてしっかりしてきたタイミングで、最も元気な苗を2株ずつ残す「間引き」を行いました。
現在は、選び抜かれた合計16株のたくましい苗たちが、お互いに寄り添うようにして順調に育ってくれています。アップで写真を撮ってみると、小さいながらも綺麗な緑色の葉を誇らしげに広げていて、その健気な姿に毎日元気を分けてもらっています。




3.【支柱立てと誘引】冬の強風(西風)から苗を守る、麻ひもの優しいホールド
苗がすくすくと大きくなるにつれて、スナップエンドウの繊細な蔓(つる)が少しずつ伸び始め、お隣の株同士で絡まりそうになってきました。さらに、これからの秋冬の季節に特に心配なのが、地域特有の激しい「冷たい西風」による苗の倒伏(倒れてしまうこと)です。
「大切な苗たちが風に振り回されて折れてしまわないように、早めの対策をしてあげなきゃ!」
そう思い立ち、風対策とこれからの防寒準備を兼ねて、しっかりとした支柱を立てることにしました。 今回は、マルチのラインに沿うように畝の四方に頑丈な支柱を設置。その支柱をぐるりと囲むように、優しい風合いの麻ひもを何重かに渡していきました。さらに、「つるなし」とはいえ、少しずつ伸びる蔓が自分から自然に絡みつきやすくなるよう、苗の真上の空間にも優しく麻ひもを渡す工夫を凝らしてみました。
設置を終えてしばらくすると、賢い苗たちはさっそく小さな手を伸ばすように、麻ひもにしっかりとツルを巻き付け始めてくれたのです。「しっかりと絡まるんだよ。頑張ろうね」「いつも見守っているからね」と、心の中でエールを送りながら、蔓のホールド具合を調整しました。
この立体的な支柱は、これからさらに寒さが厳しくなったとき、霜や冷気から守るための「不織布」をふんわりとかける骨組みとしても大活躍してくれる予定です。


しっかりと絡まるんだよ。
おわりに:畑と一緒に進める冬支度。春の豊作を夢見て
畝づくりという土台づくりから始まり、ドキドキの種まき、そして風に負けないための支柱立てと、一歩ずつですが我が家のスナップエンドウ畑の準備が整ってきました。毎日少しずつ、でも確実に麻ひもを掴んで上に伸びようとする苗たちの姿を見るたび、愛おしさと嬉しさで胸がいっぱいになります。
これからの次なるステップは、いよいよ本格的な「冬の防寒対策」です。 支柱をベースにした不織布のドームづくりに加え、あらかじめお庭で乾燥させておいた「敷き草」をマルチの代わりに株元へ敷き詰め、地温の保持や足元の風よけとして再利用していく計画を立てています。自然の恵みを無駄なく循環させて再利用できるのも、家庭菜園の素晴らしい魅力ですね。
春にあの甘くてシャキシャキとした美味しいスナップエンドウをたくさん収穫できる日を心待ちにしながら、畑と一緒に一歩ずつ、丁寧に冬支度を進めていきたいと思います。これからの厳しい冬をみんなで無事に乗り切れますように。我が家の菜園の挑戦は、これからも続きます!



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