初めてのトウモロコシ栽培!苗の選び方と失敗しないアワノメイガ対策

🌱 野菜づくり

はじめに:初めてのトウモロコシ栽培に挑戦!

家族から「食べてみたい!」とリクエストがあり、自宅の畑でトウモロコシ栽培を始めることにしました。

完全に初めての経験なので、半分は実験のようなワクワクした感覚でのスタートです。どのように育ち、本当に美味しい実が収穫できるのか、今はまだ全く見当がつきません。一体どんな栽培になるのか、ドキドキしていますが頑張って栽培してみたいと思います。

トウモロコシと枝豆の混植!土づくりと畝(うね)の準備

今回は、トウモロコシと非常に相性が良いとされる「枝豆(エダマメ)」を一緒に植える「コンパニオンプランツ(混植)」に挑戦します。

畝(うね)のサイズと配置計画

今回の栽培スペースのサイズと、苗の配置計画は以下の通りです。

  • 全体の面積: 横270cm × 縦40cm
  • トウモロコシのエリア: 横100cm × 縦40cm(高さ10cm〜15cm)
  • 配置計画: 後列の右側にトウモロコシを2苗、左側には枝豆を6苗

植え付け1週間前の土づくり

植え付けの1週間前に、以下の手順で土壌を整えました。

  1. 苦土石灰を撒く: 畝全体に120g。雪がうっすらと降り積もったような感じに、均一に撒きます。
  2. 元肥を入れる: トウモロコシの植え付けエリアに60gをパラパラと撒き、深さ20cm程度までしっかり混ぜ合わせます。
  3. 黒マルチを張る: 最後に畝全体にたっぷりと水をあげてから、黒マルチを被せます。風で飛ばされないよう、土などでしっかり重しをして固定しました。

今回は、後列の右側にトウモロコシを2苗、左側には枝豆を6苗植える計画です。

失敗しないトウモロコシの「苗の選び方」5つのポイント

2026年5月25日。トウモロコシの人気品種「ゴールドラッシュ」を2苗購入してきました!

お店で良い苗を見極めるために意識した、5つのポイントがこちらです。

★良いトウモロコシの苗を選ぶ5つの条件

  1. 葉が枯れておらず、害虫の被害がないもの
  2. 1つのポットに2〜3本入っているもの
    (1本立ちより複数入っている方が、風に強く受粉しやすくなります)
  3. 本葉が3〜4枚で、若くてハツラツとしているもの
    (大きすぎる苗は根付きが悪くなるので避けます)
  4. 茎が太く、節間が短いもの
  5. 徒長(ヒョロヒョロと長く伸びる)していないもの

実は最初に園芸店を見たときは徒長した苗しかなかったため、その日は購入を見送り、新しく入荷したばかりの綺麗な苗を狙って購入しました!

トウモロコシと枝豆の植え付け手順と株間

苗の準備ができたら、いよいよ黒マルチに穴をあけて植え付けです。

苗の間隔(株間)

  • トウモロコシの株間: 30cm
  • 枝豆との距離: 40cm(隣り合う枝豆とは少し広めに間隔をあけました)
  • 端のスペース: 一番端のトウモロコシから、畝の最終地点までは20cmを確保。

植え付けの手順

植え穴を掘ったら、まずは穴の中に水をたっぷり注ぎます。水が土にじんわりと染み渡るのを待ってから、苗を優しく植え付けました。

植え付けた後は、しばらく防虫ネットの中で大切に管理します。

西風が強いので念のため支柱を立てましたが、今のところ意味がない感じですね💦

タイミングを逃した!?間引きと1回目の追肥・土寄せ

遅すぎた間引きと出番が来た割り箸支柱

栽培本には「草丈が20cm程度になったら、茎葉がしっかりしている苗を1本残して他はハサミでカットする」と書いてありました。しかし、日々観察していたつもりが、気づいた時にはなんと最長で34cmにまで急成長!

焦ってAIに相談したところ、「すぐさま間引きを実施してください!」とのアドバイスが。大急ぎでハサミを持って間引きを行いました。

間引き後のトウモロコシは、まだ茎が細く風に煽られると頼りない状態です。ここでやっと割り箸の支柱と麻ひもを活用することができました。その後は、しばらくの間、防虫ネットの中で様子を見ます。

間引き後。今度は割り箸支柱が短い⁉ちょうどにいきませんね(笑)

根を強く張らせる!追肥と土寄せ

本では、草丈が20cmの時に間引き、50cmになったら追肥と書いてありましたが、大きく成長していたので、間引きと同時に、最初の追肥を行いました。

  • 肥料の量: 1苗につき20g
  • 撒き方のコツ: 株元に直接撒くのではなく、株から少し離れたマルチの脇や畝の溝にパラパラと撒きます。

【ポイント】 肥料を少し離れた場所に撒くことで、根が栄養を求めて広くしっかりと張り、株全体が丈夫に育つそうです。

最後に、ぐらつかないように土を寄せて株本を固定しました。

210cmの本格支柱立てと手作りの害鳥対策

トウモロコシの高さが防虫ネットの天井に届くほど大きくなったため、いよいよネットを外すことにしました。

ここからは「西風」「虫」「鳥」との戦いです。100円ショップで購入した210cmの頑丈な支柱を苗の後ろにどっしりと立て、麻ひもで「8の字(∞の形)」に固定しました。これから茎がどんどん太くなるので、きつく縛りすぎないのがポイントです。

さらに、2本の支柱の間にビニールひもをピンと結び付け、簡易的な「鳥よけ紐」を作ってみました。効果があるかは未知数ですが、まずはこれで様子を見てみます。

切っちゃダメ!トウモロコシの「わき芽」を残すメリット

成長に伴い、株の根元から「わき芽(側枝)」がニョキニョキと生えてきました。一見、栄養が取られそうで切り落としたくなりますが、トウモロコシのわき芽は切らずにそのまま育てるのが正解だそうです。

★ わき芽を残す2つの大きな利点

  1. 光合成が活発になる: 葉の枚数が増えるため、株全体のエネルギー(栄養)が増します。
  2. 根張りがよくなる: 下部の根がしっかり張ることで、強風が吹いても倒れにくくなる(傾倒防止)効果があります。

大きなトウモロコシを育てるための、頼もしい味方だったんですね!

ついに雄穂(ゆうすい)を発見!最大の敵「アワノメイガ」対策

植え付けてから35日目。ついに雄穂(ゆうすい)を確認しました!初めて見るみずみずしくきれいな姿に感動です!!

初めて見るみずみずしくきれいな姿に大感動です!これがこれからさらに背を伸ばし、ススキのホウキのような形に開いて、大量の花粉を飛ばしてくれます。

しかし、この雄穂(ゆうすい)が見えたタイミングこそ、トウモロコシ栽培において「最大の害虫対策を行う最重要時期」になります。

害虫「アワノメイガ」の恐怖と見つけた虫

トウモロコシ栽培の最大の敵である「アワノメイガ」という蛾の幼虫は、なんとこの雄穂(ゆうすい)の匂いに引き寄せられてやってきます。雄穂(ゆうすい)の隙間に卵を産み、孵化した幼虫が茎やトウモロコシの実の中に潜り込んで、中身をドロドロに食い荒らしてしまうようです。また、アワノメイガは曇りの日や夜間に卵を産みに来るそうなので、一刻も早い対策が必要です。

そんな警戒を強めていた矢先、葉っぱの上に小さな虫を発見!

外で休憩中の蛙。葉の色に合わせて体を濃い緑色に擬態化。

今度は黄緑色の体。なかなか絵になります。

農薬「スミチオン乳剤」の正しい使い方

今回は、トウモロコシ栽培で必須と言われる「スミチオン乳剤」という薬剤を用意しました。

正しい使い方のポイントは以下の3つです。

  1. 希釈倍率は1000倍: 水1Lに対して、スミチオン乳剤を1mlを混ぜてしっかりと薄めます(100円ショップ「ワッツ(Watts)」で購入したスポイトを使いました)。
  2. 雄穂(ゆうすい)の「隙間」にピンポイント散布: 新しい雄穂(ゆうすい)の葉が重なっている中心の隙間に向けて、薄めた液をスプレーで奥まで届くようにシュッシュとたっぷり吹き付けます。これで、孵化したばかりの幼虫を完全に退治できます。
  3. 使用時期は収穫の「7日前まで」: トウモロコシを収穫して食べる日の7日前までであれば、合計4回まで使用が認められています。今回はまだ花が開く前の「1回目」ですので、安全面も全く問題ありません。

我が家は2株なので、水200ml+スミチオン乳剤0.2ml(スポイトで約4滴程度のごく少量)を使用しました。

薬剤散布までの応急処置と、散布後の不織布ガード

スミチオンを散布するまでの間は、卵を産み付けられないよう、ひとまず自宅にあったストッキングを雄穂(ゆうすい)に被せて応急処置をしました。

その後、無事にお薬の散布を終えたため、今度はしっかりとしたガードに切り替えます。
ダイソー(DAISO)で購入した、穂が大きくなるのを想定したマチ付きの不織布(一番大きい28cmサイズ・三角コーナー用等)をすっぽり被せて、紐でしっかり結びました。

最後に、通路(一株ずつ)にペットボトル1杯分(約5g)の追肥をしっかり行い、今回の作業は完了です!

まとめ:これからは害虫・害鳥との闘いです!

初めてのトウモロコシ栽培、ここまではトラブルもありつつ順調に育ってくれています。

しかし、ここから先は「害鳥」と「害虫」とのさらに激しい闘いが待っていそうです。実は、もうすでにネットのそばに鳥の羽が落ちていて、完全に鳥たちに目をつけられている気がします(最近、周りで鳥がよく鳴いているんです…)。小さな虫も飛び始めています。

内心「あぁ、本当に虫が嫌だな…」とビクビクしていますが、美味しいトウモロコシが収穫できると信じて、これからも愛情込めてお世話を続けてみたいと思います!

無事に受粉がうまくいくか、初めてのことばかりでドキドキですが、とってもワクワクしています!

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