摘心した60cmのミニトマト(アイコ)を「先端」と「下部」の2つに分けて成長の違いを実験をしました。摘心した苗は無事に根付き実が付いたでしょうか?またその成長に違いはあるのでしょうか。今回は、成長経過を詳しくレポートします。
前回までの記録や、摘心・発根処理の詳しい手順については、以下の記事をご覧ください。

ミニトマトの摘心苗実験!「先端」と「下部」どちらが育つ?
今回の実験では、全長60cmの摘心苗を以下の2つの部分に切り分けて成長を見守りました。
- 先端から30cmの部分(上部苗)
- 下から30cmの部分(下部苗)
※当初AIからは「先端から30cmまでの部分を使いましょう」とアドバイスを受けましたが、比較のために2分割で検証しました。

【結論】発根状態が良かったのは「下から30cmの剪定苗」
結論からお伝えすると、水挿しなどで発根状態が圧倒的に良かったのは「下から30cmの剪定苗」でした。

しかし、ここまでは順調だったものの、定植直後に想定外のトラブルに見舞われます。
植え替え直後の大雨・長雨トラブルと酸欠対策
植え替え直後、梅雨前線と2つの台風の影響により、3日間連続の大雨に見舞われてしまいました。
根付いたばかりのデリケートな根っこは、新しい土に馴染む前に大雨という自然の洗礼を受け、酸欠状態で栄養を吸収できなくなり、葉が黄色に変色。一旦軒下に避難させるなどして緊急で管理・保護を行いました。

定植直後の苗。左が下から30cmの部分(下部苗)、右が先端から30cmの部分(上部苗)

酸欠状態で栄養を吸収できなくなり、先端から30cmの部分(上部苗)の葉が黄色に変色。軒下で管理する。
植え付けから60日後(8月21日)の成長比較
摘心苗から根を出させ、別のプランターに植え替えたのは6月22日。そこから60日経過した8月21日の様子がこちらです。

植え替え直後の大雨で葉が黄色くなってしまった右の苗(上部苗)は、その後徐々に枯れてしまい、小さくなっていきました。
8月21日の時点では、写真の通り左右で明らかに大きさに差が出ています。
上から30cmの剪定苗(右):成長がストップ
- 草丈: 黄色い葉の剪定後、成長なし
- 状態: 一度小さなわき芽が出てきたものの、かなり細くすぐに枯れてしまいました。

下から30cmの剪定苗(左):開花まで到達!
- 草丈: 50cmまで伸長
- 状態: ようやく花が付きました。一度液肥を与えて経過を観察しています。

開花後のアイコ。成長にはたくさんの条件が必要だった
下記の画像は、9月15日に撮影したアイコ。 草丈は110cmまで伸び、茎には産毛が生えて綺麗な花も咲かせていました。しかし、本来のしっかりとした頑丈な茎ではなく、どこか「ふにゃっ」とした柔らかさが残る状態…。この華奢な茎で、これから実がなって重みに耐えられるのか不安が募ります。


さらに、これから控えるシルバーウィーク期の台風や、今後の気温低下・日照時間の不足といった気象条件を考えると、決してトマトの生育に適しているとは言えません。
「このままでは秋以降に十分な実が熟す可能性が低い」と判断し、非常に残念ではありますが、ここでアイコの栽培を途中で中止する決断をしました。だいぶ悩んだ末の決断ですが、早めに気持ちを切り替え、このプランターの土を活用して秋野菜の「かぶ」の栽培へ移行することにしました。
まとめ:今回の摘心実験から得られた教訓と来季への意気込み
まとめと今回の実験から得られた教訓
今回のミニトマト摘心実験では、「下から30cmでカットした苗」の方が、発根もその後の根付きも圧倒的に良いという結果になりました。
もう少し上手に管理できていれば、両方の苗を無事に育て上げられたかもしれませんが、そこは残念なポイントです。やはり夏野菜は、苗が出回り始める春の早い時期に植え付けるのが一番だと痛感しました。
また、今年のように9月に入って天候不良が続くと、個人ではどうにもできない難しさがあります。長雨とまでは言わなくても、トマトの生育に必要な「十分な気温」と「豊富な日光」には恵まれませんでした。背が伸びて花まで咲いてくれただけに悔しさは残りますが、今回の挑戦を通じて貴重な教訓を得ることができました。
■ 来年に活かす教訓・目標
- 春の早い時期に植え付ける:夏のピーク時にたくさんの実を収穫できるようにする
- わき芽かきを徹底する:1株に栄養をしっかり集中させる
今回の実験はここで一区切りとなりますが、このプランターと土はそのまま有効活用します!気持ちをサッと切り替えて、次は秋野菜の「かぶ」栽培にチャレンジしていきます。おいしいカブが収穫できるか今から楽しみです。


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