今年も自宅でミニトマト(プチトマト)を育ててみようと思います。
去年は、アップルウェアー株式会社の「野菜鉢33型」を使用し、大人気品種のミニトマト「アイコ」を育てました。園芸店の方に聞いたり、ネットの情報を頼りに育てたところ、私の背丈くらい大きく成長してビックリ!しかし、その割にはあまり多くの実が付かなかった苦い記憶があります。
今年は家族が大好きなトマトをたくさん収穫したい!と思い、プランターを変更。同じメーカーが出している『楽楽菜園(らくらくさいえん)深型600』を使用し、再びミニトマトのアイコを植えてみました。
去年は別の鉢で植えていた相性の良いコンパニオンプランツの「バジル」も、今年は同じ広いプランターで一緒に植えてみました。
どのように成長するのか、そのプロセスを詳しく記録していきます。
1. 失敗しないミニトマトの苗選びとプランターの準備
まずは基本となる苗選びです。今回は「接ぎ木苗」を購入しました。以下の条件を満たす、元気な苗を選んでいます。
良いトマトの苗を選ぶ6つのチェックポイント
- がっちりとしていて、緑色が濃い
- 一番花(最初に咲く花)が咲いている、または蕾がついている
- 節間(葉と葉の間の茎)が短い
- 茎が太い
- 葉の色が濃く、病害虫がついていない
- 鉢底に根がバランスよく張っている
※もし一番花がついていない場合は、日当たりの良い場所で開花するまでポリポットのまま育苗してから植え付けると、その後の実付きが良くなるそうです。
頼れるプランター『楽楽菜園 深型600』の特徴
今回使用したアップルウェアーの『楽楽菜園 深型600』には、支柱用フレーム、支柱アーム(6個)、すのこが最初から付属しています。
「水やりがらく!野菜が育つ!」というキャッチコピーの通り、以下のような初心者にも嬉しい優れた機能が詰まっています。
- 貯水機能(底面給水方式):水持ちがよく、水涸れ(みずがれ)による失敗を軽減。
- 空気層&サイドスリット:鉢の中の通気性が良く、根腐れを防ぐ。
- 専用アーム付き:支柱をがっちり、簡単に設置できる。
この広いプランターに、ミニトマトのアイコと、相性の良いバジルを寄せ植えしました。

『楽楽菜園(らくらくさいえん)深型600』使い方動画↓↓↓
2. 植え付けから15日後の異変!「つるぼけ(過繁茂)」との戦い
植え付け直後から15日目までの様子を写真と共に振り返ります。
植え付け

植え付け直後は、苗がプランターの中にちんまりと収まっていました。

風で倒れないよう、支柱に麻ひもで「8の字」(∞←このような形)の形にふんわりと結びつけます。結び終わりを支柱にすることで茎への負担が軽減できます。

植え付けから15日後。ものすごい勢いで大きく成長しています。

早くも小さな実をつけ始めました。
軽はずみな追肥で大失敗?ジャングル化の罠
ここで私は、植え付け15日目にして初めての「追肥」を行いました。使用したのは、どの野菜にも使える我が家の万能肥料です。

この肥料を、「何も考えずに」軽く一掴み、パラパラと撒いてしまいました。

すると、追肥から10日後(植え付けから25日後)……なんじゃこれは!というくらい葉と茎が巨大化し、プランターがまるでジャングルに! なけなしの知識を元に調べてみると、これはまさに「つるぼけ」、または「過繁茂(かはんも)」と呼ばれる状態。茎や葉ばかりに栄養がいき、実が育たなくなる危険なサインです。
3.Google AIモード(AIサーチ)のアドバイスで「2本仕立て」へリカバリー
焦った私は、現在の状態を写真に撮り、スマホのGoogleAIモード(AIサーチ)に相談してみました。
するとAIから「これはすごい生長ですね!リカバリーする方法を教えます!」と、なんとも心強い返答が。

根元をよく見ると、主枝の左右に立派な脇枝が伸びて、実質「3本仕立て」のようになっていました。広い畑(露地栽培)ならこれでも育ちますが、限られた土の量しか入らないプランターで、3本の枝とバジルを同居させるのは栄養を取り合いになってしまいます。
そこで、AIのアドバイスに従い、「2本仕立て」に剪定し、右側の立派な枝を1本切り落として別苗として育てることにしました。
病気を防ぐ剪定のタイミングとハサミの準備
- ハサミはきれいに消毒したものを使用する。
- 切り口の乾きを良くして雑菌を防ぐため、「一日中晴天の日」に作業する。
AIからのアドバイスを元に、天気予報を見ながら完全に晴天になるまで2日ほどタイミングを待ちました。

画像上:剪定前、画像下:剪定後
4.切り落とした枝を復活させる「苗処理」の全手順
切り落とした枝は全長60cm。この枝を無駄にせず、新しい苗(クローン苗)として復活させるための手順は以下の通りです。
新しい苗を作るための剪定手順
- 先端から20cm~30cmのところで切る。
- ついている花と蕾をすべて落とす。
- 水に浸かる下から10cmほどの葉を取り除き、茎だけにする。
- 蒸散を防ぐため、上の葉のボリュームを半分に減らす。
- バケツの底から10cmほどの深さまで水を入れ、茎を浸ける。
- 直射日光の当たらない、涼しい日陰に置く。
- 毎日新鮮な水に取り替える。

全長60cmの苗。
苗処理

切り取った新しい苗。葉を半分にしました。

(画像上)苗の上から30cm部分
(画像下)苗の下から30㎝部分→こちらは芽が出るのか実験してみます。
5.剪定後の正しい水やり方法
『楽楽菜園 深型600』には便利な給水穴がついています。 剪定直後は、上から普通に水やりをすると土の表面の雑菌が切り口に入り、病気になるリスクがあります。そのため、切り口がしっかり乾ききるまでの期間は、この底面給水穴からのみ水やりを行いました。(給水穴がないプランターを使っている場合は、切り口がしっかり乾ききるまでの期間は切り口に水がかからないように、土の表面からたっぷりと水をあげてください。)

赤い四角枠が給水穴。この穴から直接水を入れます。5.2ℓ入りそれ以上は水が流れ出てきます。

少しだけすっきりしたプランター。今付いている一番下の実が赤くなるのを待って、次はトマト専用の肥料を追肥しようと思います。
6.「本×YouTube×Google AI」のハイブリッド家庭菜園術
これまではネット検索やYouTubeの農家さんの動画を参考に実践してきましたが、自分の環境にぴったりのピンポイントな回答が得られず、結局自己流になって満足のいく結果になりませんでした。
今回大活躍してくれたのが、スマホのマイクで話しかけるだけで最適解を教えてくれるGoogleAIモード(AIサーチ)です。
しかし、AIを使いこなすには、質問する側にも「根拠となる基礎知識」が必要です。そこで、虫嫌いな私でも安心して読める、素敵なイラスト表記の園芸本を購入しました。

書籍名:おいしい野菜づくり入門(1,300円・税抜き)
お気に入りポイント:人気の野菜54種類が紹介されており、虫のイラストがほんの少し(小さな芋虫とナメクジのみ)しかないので安心!
この本で基本を頭に入れ、リアルタイムの個別トラブルはAIに相談する。このハイブリッドな方法で、この夏を乗り切る自信がつきました!
最後に
今年はサツマイモや、初めて栽培するトウモロコシ、ピーマン、ししとう、オクラなど、合計11種類の夏野菜を植えました。毎日、葉の形や花、実の付き方を見ては、ひとりで感動しています。
あの虫嫌いだった私が、50代になってこれほど野菜作りにハマるとは自分でも意外です。年を重ねるにつれて、新しく絵本を描けるようになったり、苦手だったことができるようになったりと、人生の広がりを実感しています。(単に図太くなっただけかもしれませんが…。笑)
ミニトマトは途中から2本仕立てに軌道修正したので、これからどのくらい実がつくか、また追記していきます。現在のところ、AIに相談しながらのリカバリーは順調で、剪定の傷口もきれいに乾いています。
次回は、水に浸けておいた剪定苗の「根っこがどうなったか」、そしてそれを土に植えて実がつくのかどうかの実験記録をお届けします。お楽しみに!



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