【古着リメイク】ほぼ材料費0円!子供のYシャツを可愛いスライムへアップサイクルした私のハンドメイド奮闘記

♻️ アップサイクル

この記事では、子供のサイズアウトしたカッターシャツ(Yシャツ)や家にある端切れを活用し、大好きなゲームのキャラクター「スライム」のぬいぐるみをハンドメイドした思い出と、その具体的なアイデアを振り返ります。

はじめに:リアルイベントを100倍楽しむために始めた、ほぼ材料費0円の挑戦

「大好きなゲームのリアルイベントを、自分だけの特別なアイテムと一緒に存分に楽しみたい!」

そんな思いが湧き上がったのが、すべての始まりでした。北海道のエスコンフィールドで開催される『ドラゴンクエストウォーク』のリアルイベントに、手作りの相棒を連れて行きたくなったのです。

そこで思いついたのが、以前から挑戦してみたかった「アップサイクル(古着リメイク)」でした。白羽の矢を立てたのは、子供が着ていた思い出のカッターシャツ。もう着られなくなってしまったけれど、捨てるには忍びない衣服を、自分の手で新しい価値あるものに生まれ変わらせることにしたのです。

型紙は他の方の作品を参考に方眼紙を使用し自分で作りました。

正面
仕上がりは、想像以上に可愛く大満足!
本体の布地には子供のYシャツを使い、特徴的な目と口は、お家に眠っていたアイロン接着できる黒と白の補修布を利用しました。中に詰めた綿(わた)も、使わなくなった古いクッションを解体して再利用しています。

横顔。
新しく買い足したものは何一つなく、材料費はなんと0円。これぞ、地球にもお財布にも優しいアップサイクルの醍醐味です。出来上がったスライムを夫のパソコンの近くにそっと置いてお出迎えしたところ、とても喜んでくれました。

突然のステップアップ?夫からのユニークなリクエスト

初めてのアップサイクルからいきなりの飛び級

最初の手作りスライムが成功して喜んでいたところ、スマートフォンの画面を見せてくれた夫から、予想外の依頼が飛び出しました。

「今度は、このキャラクターを作ってほしいな」

夫が指差したのは、ゲーム内に登場する王冠を被り、サングラスと立派な髭を蓄えた、なんともユニークなスタイルのスライム。 それを見た瞬間、「ムムム……これは一気に難易度が上がったね」と思わず苦笑いしてしまいました。

亀仙流大王
(令和7年)2025年3月12日、スマートフォン向けアプリ「ドラゴンクエストウォーク(DQW)」から登場してきた



古布と自宅にあった手芸材料での制作

しかし、私のモットーは「為せば成る」。まずはやってみようの精神で、2作目の挑戦が始まりました。

最初の関門は、独特なオレンジ色(あるいは肌色)の生地探しでした。しかし、ここで過去の自分が大活躍してくれます。普段から「いつか何かに使えるかも」と、古着や着物の端切れ、古いシーツなどの布地をたくさん保管しておいたストックの中から、ちょうど良い色合いの生地を発見できたのです。

トレードマークのサングラスや髭のベースには、1作目と同様にアイロン接着の補修布を使用しました。生地がズレないよう、縫い付ける前にアイロンで慎重に圧着します。この瞬間は本当に緊張して、手が少し震えてしまいました。

知恵を絞った王冠と、立体感を出すためのハンドメイドの工夫

顔のパーツができると雰囲気はバッチリ。ですが、最大の難所は頭の上の「王冠」をどう表現するかでした。型紙がない中、自分で知恵を絞りながら形にしていきます。

頭上です。
まずは赤い布を丸く切り抜き、縁を一周くるりと波縫いにします。そのあと糸をキュッと引っ張ると、布が巾着袋のように丸くしぼむので、その中に綿をたっぷりと詰め込みました。

王冠の縦筋を表現するために、ちょっとした工夫を凝らしています。絞り口から上に向かって針を突き抜けさせ、王冠の頭頂部(中央)から再度下に向かって糸を回し、少しきゅっと引っ張るのです。すると糸が生地に食い込み、綺麗な縦の溝が出来上がります。この工程を等間隔で8回繰り返すことで、ふっくらとした立体感のある王冠の筋が完成しました。

王冠の装飾にもアイロン接着の補修布を使い、中央の丸いモチーフ(四星球風のデザイン)は、なんと赤いボールペンで手書きして仕上げました(笑)。仕上げに、ダイソーさんで購入したキラキラのデコレーションシールを布用ボンドで貼り付けると、一気に豪華な王冠へと様変わり。材料費0円を目指したかったけどここはクオリティーを重視しました。
チャームポイントの髭は、補修布の上にさらに綿を優しく貼り付けることで、モコモコとした立体感を演出しました。

後ろ姿はお尻フォルム?愛おしい手作りの味

最後に悩んだのは、完成した立体的な王冠と、本体をどうやって頑丈に固定するかでした。

悩みに悩んだ末、見た目のフォルムは少し変わってしまいますが、王冠の頭頂部から本体の底(真下)に向かって長い針で長い糸を一本突き抜けさせ、底のパーツでギューッと引っ張って固定するという力技を採用しました。

その引っ張った影響で、後ろ姿はまるでキュートなお尻のような、真ん中が少しくぼんだユニークなフォルムに。本物のデザインとは少し違ってしまいましたが、「これはこれで、手作りならではの味があって可愛い!」と、愛着がさらに深まりました。

顎のラインなど少し不格好なところもありますが、全体的な雰囲気はバッチリ捉えた、世界に一つだけのぬいぐるみが完成したのです。

完成です!
老眼が進み、王冠のシールを貼ったりサングラスのパーツを切って貼ったりの細かな作業がきれいに見えなくて大変でしたがなんとか形になりました。為せば成る!を確信した時です。


おわりに:次なるアップサイクルの夢を膨らませて

イベントに連れて行きたくて作り始めたスライムたちが、以前から挑戦してみたかった「アップサイクル」という形で実現でき、本当に嬉しい限りです。

クローゼットで眠っていた子供の古いYシャツや、捨てられるはずだったクッションの綿が、こうして家族を笑顔にする特別な思い出のアイテムに生まれ変わる。ハンドメイドには、そんな温かい魔法があるのだと実感しました。

手作りの楽しさにすっかり魅了された私は、すでに次の作戦を練っています。次は、この青いスライムに被せるための、小さな可愛い「メロンの帽子」を作って、緑色のメロンスライムに挑戦してみたいと思っています。

お家に眠っている古い衣服があったら、皆さんもぜひ、お気に入りのキャラクターや実用的な小物へとアップサイクルしてみてはいかがでしょうか。手を動かす時間そのものが、きっと愛おしいひとときになりますよ。

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