目次
はじめに
年齢を重ねるにつれ、心や体、そして肌の変化を実感することが増えてきました。最近は乾燥による痒みが気になる日もあり、以前のように勢いだけで楽しむ旅よりも、心地よく過ごせる時間を大切にしたいと感じています。
そんなタイミングで迎えた夫の誕生日。にぎやかに祝うよりも、日々の疲れを癒やしながら静かに過ごせる場所を選びたいと思い、島根県大田市の温泉地「温泉津温泉(ゆのつおんせん)」を訪れました。
温泉津温泉は、世界遺産・石見銀山にも近く、歴史ある温泉街として知られる人気スポット。その中でも今回は、口コミでも評判の高い「薬師湯(やくしゆ)」の貸切風呂を予約し、ゆっくりと過ごすことにしました。
この記事では、温泉津温泉「薬師湯」の貸切風呂を実際に利用して感じたことを、体験談として詳しくお伝えします。
温泉津温泉「薬師湯」とは?
島根県大田市温泉津町にある「薬師湯(やくしゆ)」は、世界遺産・石見銀山からもほど近い、歴史情緒あふれる温泉地として知られています。私がこの温泉を知ったきっかけは、NHK Eテレの人気番組「ふるカフェ系 ハルさんの休日」。番組では、薬師湯のすぐ横にある古民家カフェ「震湯カフェ 内蔵丞(くらのじょう)」が紹介され、その建物の魅力に強く惹かれました。しかし、これまで訪れる機会がなく、ずっと心に残っていた場所でもあります。
そんな中、夫の誕生日が近づき、「せっかくなら薬師湯と内蔵丞の両方に行ってみよう」という話になり、今回の温泉津温泉への旅が実現しました。夫の誕生日に私の行きたい場所へ向かうのはどうかな…と少し迷いもありましたが、夫も「行ってみたい」と言ってくれたので、私の運転で温泉津へ向かうことに。
ナビと看板を頼りにたどり着いた温泉街は、どこか懐かしい雰囲気の漂う場所でした。その通りの一角に、目的地の「薬師湯」が静かに佇んでいます。
まず目に入ったのは、レトロで趣のある建物。温泉津温泉らしい歴史を感じさせる外観に、思わず期待が高まります。ただ、道幅が狭いため、大きめの車で訪れる場合は少し注意が必要だと感じました。
車を停めて改めて建物を眺めると、古き良き温泉地ならではの空気がふわりと漂い、訪れた喜びがじんわりと湧いてきます。薬師湯には本館と別館の両方に貸切湯があり、今回私たちは本館の貸切湯を利用しました。
石見銀山観光とあわせて楽しめる温泉津温泉。その中でも薬師湯は、レトロな外観と歴史ある湯治文化を感じられる、心温まる温泉スポットでした。

貸切湯も一般湯と同じようにこちらの入口から入ります。男湯、女湯の双方の入口から入りましたが中でつながっていました。

どこか懐かしさを感じるレトロな建物。
外観を見ただけで、自然と期待が高まります。
源泉100%かけ流し湯。看板やポストからもレトロな雰囲気が出ています。
効能

日本温泉協会公認の天然温泉で効能も豊富 薬師湯 YAKUSHIYU
【効能】
動脈硬化 リュウマチ性疾患 神経痛 筋肉痛 五十肩 運動器障害 疲労回復 健康増進 関節のこわばり うちみ くじき 慢性消化器病 痔疾 冷え性 創傷 慢性湿疹および尿酸素質 やけど 慢性皮膚病 原爆症 アトピー 卵巣機能不全症 子宮発育不全症および月経障害 耳鳴り 虚弱児童など
などがあり、美肌の湯としても知られています。
貸切湯
予約したのはこれから紹介する貸切湯。
入浴時間:40分
料金:大人(1人) 1000円。(本館料金)
脱衣所にはコンセント1つと紙コップ2個と1Lのミネラルウォーターがありました。
(要持参物)
タオル、シャンプー、リンス、洗顔、化粧水、乳液、ドライヤーすべてありません。
購入することもできますが、私は上記の荷物をすべて持参しました。ドライヤーに関してはなかったら困るので一応持参。結果的に備え付けられてなかったので正解でした。(貸切湯以外はわかりませんので確認してくださいね。)

温泉出入口
【入浴前に説明される注意点】
入浴前に、スタッフの方から丁寧に説明していただきました。
①源泉は約46℃。無理に浸からない。
②浴槽に入る場合は胸まで、長湯しない。
③かけ湯中心でOK。足湯もほどほどに。
④浴前・浴後の水分補給を忘れずに。
しっかりと水分補給をしていざオープン!

おぉ~!!
浴槽や床の一部は、湯の華の成分で黄土色に染まり、独特の雰囲気を醸し出していました。
浴槽の底は見えず、底なし沼のような感じ😱。思わず生唾をごくっと飲み込まないといけないようなちょっとした緊張感がありました。
まずは指先でお湯の温度を確かめました。確かに、まぁ熱い。でもそこまでじゃない。でも46度でしょ?と、一人で問答しながらも湯に入る前に洗身洗髪をしました。その後、桶でお湯をすくい少しずつ体にかけながら、お湯の温度と感触を確かめていきました。
・・・確かに、熱い。
足湯も試してみましたが、足の甲がすぐに赤くなり長く浸けることはやめておいた方がよさそうな感じ。
その後はひたすらにお湯をかけ流しました。そのうちお湯加減も不思議とちょうどいい感じに。
熱いはずなのに、肌を伝うころにはやわらかく感じられ、じんわりと気持ちがいい。
ほんのりと塩気も混じっていて、体の芯から温まる感覚がありました。

ストーブがあり、入浴後のひと休みにちょうど良い場所。

3階クールダウンスペース
階段を上ると外に出られ、火照った体をゆっくり冷ますことができます。寒暖の踊り場にはコーヒーの無料サービスがありました。
薬師湯横にある古民家カフェ 震湯カフェ内蔵丞(くらのじょう)
薬師湯の旧館は温泉津に現存する温泉施設として最古のようで、建築学的にも貴重な建物らしいです。その旧館には古民家カフェの震湯カフェ内蔵丞があります。セピア色の店内でノストラジックな雰囲気を味わうことができるカフェです。TVで見るよりも雰囲気がありますね✨✨
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震湯カフェ内蔵丞(くらのじょう)から見た路地裏
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『アフォガード』(写真上)と温かい『美肌スムージ―』(写真下)
美肌スムージーは、ビーツと震湯カフェ内蔵丞(くらのじょう)オリジナルの手作り甘酒を合わせ、生姜をブレンドした滋養たっぷりの一杯。ざらりとした舌触りで甘さ控えめ、これまでに味わったことのない独特の風味でした。飲み終えた後は体の内側からぽかぽかと温まり、その余韻がしばらく続くほど満足感の高いスムージーでした。
この美肌スムージーを注文したのは夫。ハート型のティーカップに、鮮やかなピンク色の飲み物が運ばれてきた瞬間、「え?これ間違えてない?」とつい驚いてしまったほどです。でも、よく考えると甘酒も生姜も夫の大好物。見た目の可愛らしさとは裏腹に、夫にとっては納得の一品でした。
薬師湯はこんな人におすすめ
温泉津温泉・薬師湯は、
- 夫婦で静かに温泉を楽しみたい人
- 貸切風呂を利用したい人
- 熱めの源泉かけ流しが好きな人
- 美肌の湯を探している人
- 山陰の落ち着いた温泉地を巡りたい人
- 本物のかけ流し湯の温泉に入りたい人
におすすめの温泉です。
さいごに
夫の誕生日という特別な日に山陰の温泉を訪れ、「温泉で過ごす誕生日もいいね」と話しながら、心に残る素敵な温泉旅になりました。
湯上がりのポカポカ感が長く続き、家のお風呂では味わえない深い満足感を得られ、「来て良かった」と心から思える時間でした。
これからも、無理のないペースで心と肌を整えながら、山陰ならではの温泉旅をゆっくり楽しんでいきたいと思います。
詳細は公式ホームページをご覧ください。
薬師湯 温泉津温泉 〜 石見銀山 世界遺産の温泉 〜
