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家庭菜園ブログ
さつまいも収穫後に玉ねぎを植える
~伐根から1年、感謝を込めて次の野菜づくりへ~
さつまいもの収穫を終えた畑に、玉ねぎの苗を植える季節がやってきました。これは、伐根後の家庭菜園計画の中でずっと温めてきた大切なステップ。「やっとこの時が来た!」という、待ちに待った気持ちでいっぱいです。
伐根からもうすぐ1年。振り返れば、土づくりや野菜の手入れなど、地道な作業をコツコツ積み重ねてきました。改めて「よく頑張ったな」と思うと同時に、さよならした木々、そして野菜を育てさせてくれる畑の土への感謝の気持ちが湧いてきます。
今回は、玉ねぎの苗の購入から植え付けまでの記録をブログに残していきます。実は、苗の形すら知らなかった私。そんな初心者の私が、どんなふうにドタバタしながら玉ねぎを植えていくのか——その驚きや発見を、家庭菜園初心者の備忘録として少しずつ綴っていけたらと思っています。
家庭菜園初心者の玉ねぎ苗選び
~苗の見た目・品種・畝づくりまでの失敗と学び~
「玉ねぎの苗は10月末に店頭に並びますよ」と店員さんに聞いていたので、玉ねぎ苗の販売開始日を心待ちにして、さっそく園芸店へ向かいました。
ただ、私は玉ねぎの苗をニンニクのような球根タイプだと勝手に思い込んでいて、何の予備知識もないまま売り場へ。すると、すでに玉ねぎ苗コーナーは大盛況。慌てて近づいてみると、目の前にあったのは「50本束」「100本束」と書かれた、まるでネギのような細長い苗…!
(えっ、これが玉ねぎの苗!?)
見た目はどう見てもネギ。でも、次々と人が手に取っていく様子を見て、「ああ、これが玉ねぎなんだ」とようやく理解。そして同時に、その人気ぶりにも驚きました。
店員さんおすすめの品種は「ソニック」と「高錦(たかにしき)」。近くにあった高錦をじっくり観察しつつ、なんとなくソニックの方に人が集まっていた印象も残っています。玉ねぎ苗の品種選びも、初心者にはなかなか奥が深いですね。
それより驚いたのは、苗が「50本束」や「100本束」で売られていたこと。そんなに植えるスペース、うちにあったっけ…?と、また新たな悩みが。あんなに植えたかった玉ねぎなのに、予備知識ゼロで苗選びに挑んだ自分にちょっと苦笑い。
その後、店員さんに詳しく聞いてみると、玉ねぎ用の畝づくりには高さ5cmほどで、15cm×15cmの穴が開いたマルチシートの使用が一般的とのこと。ところが、私が準備していた畝はサツマイモ用の高さだったため、まさかのやり直し決定。
ほんと、玉ねぎ苗に限らずですが、植え方は事前の下調べが大切ですね…。
結局その日は、どれだけ植えられるか見当がつかず、購入は見送り。いったん帰宅して畝を作り直すことに。ついでに、隣に植えていた高菜も移動することになり、思いがけず畑の大移動デーとなりました。

高錦を吟味している間に飛ぶように売れてしまったソニック。
玉ねぎ苗の購入体験記
~売り切れ続出!人気品種「ソニック」を奇跡的にゲットした話~
畝を作り直して、再び玉ねぎ苗の販売店へ向かいました。ところが案の定、苗はすでに売り切れ…。店員さんによると、次回の玉ねぎ苗の入荷時期は未定とのことでした。
仕方なくその日は帰宅し、「明日こそは!」と意気込んでいたのですが、朝から予定が入っていてお店に行けないことが判明 😭しかも、玉ねぎ苗の取り置きは不可とのことで、焦りは募るばかり😫
それでも諦めきれず、当日なんとか用事を早めに切り上げて再びお店へ向かうと——なんと、奇跡的に玉ねぎ苗が4束だけ残っているではありませんか!しかも、狙っていた人気品種「ソニック」の苗が!「高錦(たかにしき)」はすでに完売していましたが、もともとソニックを植えたいと思っていたので、結果オーライ。玉ねぎ苗の購入タイミングは本当にシビアだと痛感しましたが、無事に手に入って本当に良かったです!
玉ねぎ苗の植え方
~マルチシートの穴の中央に指で穴をあけ植え付け(プスッとね👇)50本束のはずが64本!?~
玉ねぎ苗の植え付けは、マルチシートの穴の中央に指先で深さ2〜3cmほどの穴をあけるところからスタートしました。右手人差し指の第一関節が約2㎝なので自分の指を使ってプスッと穴をあけました。(プスッとね👇←こんな感じ)そこに、1本ずつ丁寧に苗を差し込んでいきます。
今回購入したのは「50本入り」と書かれていた玉ねぎ苗の束。ところが、実際に数えてみると…
——なんと全部で64本も入っていたんです!🤣小さな苗も混ざっていましたが、家庭菜園では1本でも無駄にしたくないという気持ちから、すべて植えることにしました。
初めての玉ねぎ苗の植え付け。マルチシートの使い方も手探りでしたが、こうして一歩ずつ進めていくことで、畑に命が宿っていくような感覚があります。ちゃんと育ってくれるといいなぁ…と、玉ねぎ栽培の成功を願いながら、植え終えた畝を見つめました。

全部で64本の苗。「ようこそ我が家へ」と声をかけながらゆっくりと植えていきました。

見た目は本当にネギのよう😆でも、植えることができて良かったぁ😊
家庭菜園1年目の締めくくり
~玉ねぎの植え付け完了!冬に向けた野菜の寒さ対策も視野に入れて~
家庭菜園1年目の集大成として、今年最後に植えたのは「玉ねぎ」。年の初めに伐根作業を終え、1年間の野菜栽培計画を立てたときから、「玉ねぎだけは絶対に植えたい」と心に決めていました。だからこそ、こうして無事に玉ねぎの植え付けが完了し、今はホッとした気持ちでいっぱいです。
これから冬に向けて、寒さがどんどん厳しくなっていきます。冬越し野菜の栽培には、それぞれの野菜に合った寒さ対策(防寒対策)が欠かせません。霜や冷たい風から守るために、不織布の活用も視野に入れながら、野菜ごとの特徴を調べて、ひとつひとつ丁寧に対応していきたいと思います。
どの野菜も元気に育って、おいしく実ってくれますように。
よし、がんばろう!
