はじめに
こんにちは。50代を過ぎてから、「将来のために何か始めてみたいな…」と思うようになりました。
そんなときに出会ったのが「投資」という言葉です。
「でも、投資って難しそう…」
「若い人がやるものじゃないの?」
最初はそんなふうに思っていました。でも、インターネットで少しずつ調べていくうちに、意外と自分にもできそうなものがあると知りました。
今日は、私が調べてわかった「投資の種類」をいくつかご紹介します。
① 株式投資
テレビやニュースでもよく耳にする「株」。
企業の株を買うことで、その会社の一部を持つことになります。
メリットは、うまくいけば配当金や株価の値上がりで利益が得られること。
デメリットは、会社の業績が悪くなると損をする可能性があることです。
初心者にはちょっとハードルが高いかも…?でも最近は「少額から投資できる」証券会社も増えているようです。

② 投資信託(ファンド)
「自分であれこれ考えるのは不安…」という方に向いているのが投資信託。
プロの運用会社が、私たちの代わりにいろんな株や債券に分散投資してくれます。
毎月1,000円や5,000円など、少額から始められるのも魅力。
私は「つみたてNISA」や「iDeCo(イデコ)」という制度を使って、投資信託から始めてみようかな?と思っています。


③ 債券投資
債券は、国や企業に「お金を貸す」ようなイメージです。
満期まで持っていれば、元本(もともとのお金)と利子が戻ってきます。
株に比べるとリスクは低め。でもそのぶんリターン(儲け)も控えめです。
④ 不動産投資
アパートやマンションを購入して、人に貸すことで家賃収入を得る投資です。
ただし、まとまった資金が必要で、管理の手間もかかります。
最近は「不動産クラウドファンディング」といって、1万円から不動産に投資できる仕組みもあるみたいですよ。

⑤ FX(外国為替証拠金取引)
FXは「Foreign Exchange(外国為替)」の略で、異なる国の通貨を売買して利益を得る投資です。
たとえば「円をドルに替えて、また円に戻す」…この差額で利益を狙います。
ニュースなどで「1ドル=〇〇円」という為替の話題を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
FXの特徴
- 少ないお金で大きな取引ができる(レバレッジという仕組み)
- 24時間取引できる(平日)
- 値動きが激しく、短期間で大きな利益や損失が出ることも
メリットとデメリット
メリット
・タイミングが良ければ、短時間で利益が出ることもある
・「スワップポイント」と呼ばれる利息のような利益が得られることも
デメリット
・為替の変動が激しく、初心者にはハードルが高め
・うまくいかないと、大きな損をする可能性も
私自身はまだFXにはちょっと怖さを感じていますが、最近は「初心者向けのデモ口座」なども用意されているので、練習してみるのもアリかな?と考え中です。

⑥ CFD(差金決済取引)
「CFD」という言葉、最近よく目にするようになりました。これは「Contract for Difference」の略で、日本語では「差金決済取引」と呼ばれています。
ちょっと難しそうに聞こえますが、簡単に言うと「株式・原油・金(ゴールド)・指数(日経225など)など、いろいろな金融商品に対して“値上がり・値下がり”を予想して投資する方法」です。
CFDの特徴
- 実際にモノ(株や金など)を持たずに取引できる
- 値上がりでも、値下がりでも利益を狙える(売りからも入れる)
- レバレッジを使えば、少ない資金で大きな取引が可能
メリットとデメリット
メリット
・世界中のいろいろな市場に投資できる
・上がっても下がっても利益を狙える仕組み(もちろん逆に損も)
・24時間取引できる商品もある
デメリット
・価格変動が大きいので、リスクも高め
・レバレッジの仕組みをしっかり理解していないと、損失も大きくなる可能性がある
CFDは、経験を積んだ中級者以上向けと言われることが多いですが、最近は日本語での情報も増えてきていて、勉強すれば初心者でも理解できる仕組みです。
私も最初は「???」でしたが、「金や原油、世界の株価指数にも投資できる」って実はすごく面白い世界かも…と感じ始めています。
⑦ 暗号資産(仮想通貨)
数年前からよく聞くようになった「ビットコイン」や「イーサリアム」などの暗号資産。
最初は「なんだか怪しそう…」と思っていたのですが、実は今、世界中で注目されている新しい資産の形です。
私も以前、歩くだけで暗号資産がもらえるアプリ「Sweatcoin(スウェットコイン)」を試したことがあります。
スマホにアプリを入れて、歩数に応じてコインがもらえるというもので、「お金をかけずに始められる」という点が魅力的でした。
でも今回は、もう少し「投資」の視点から、暗号資産を見てみたいと思っています。
暗号資産ってなに?
暗号資産(仮想通貨)は、インターネット上だけで使えるデジタルなお金のようなもの。
中央の銀行や政府が発行するのではなく、ブロックチェーンという技術で管理されています。
たとえば有名なものにはこんな種類があります:
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ソラナ(SOL) など
最近は、世界中の大手企業も暗号資産を取り入れ始めていて、将来的な可能性を感じています。
メリットとデメリット
メリット
・これから価値が大きく上がる可能性がある
・24時間365日取引ができる
・小額から始められる(1,000円程度からでも購入可能)
デメリット
・価格の変動(ボラティリティ)がとても大きい
・仕組みが少し難しく感じることもある
・詐欺やハッキングなど、セキュリティにも注意が必要
今回は違う視点で挑戦したい
以前は「歩いてコインを貯めるゲーム感覚」だったけれど、
今回は「きちんと仕組みを学んで、資産の一部として持ってみる」…そんなふうに向き合いたいなと思っています。
たとえば、国内の暗号資産取引所に口座を開いて、毎月少しずつビットコインを買ってみる「積立投資」なんかもアリかな?と。
おわりに

投資にはいろんな入り口があるからこそ…
ここまでで紹介した投資方法は7種類。
最初は「何がなんだかわからない…」と思っていたけれど、実際に自分の生活や経験と照らし合わせてみると、「これ、ちょっとやってみたいかも」という気持ちが少しずつ芽生えてきました。
✔ 株式投資
✔ 投資信託
✔ 債券投資
✔ 不動産投資
✔ FX
✔ CFD
✔ 暗号資産(仮想通貨)
どれも一長一短があり、リスクはゼロではありません。
でも、「少しずつ学んで、無理のない範囲でやってみる」ことなら、50代からでも十分できると感じています。
次回は、「私が投資を始めるにあたって、どんな証券口座を選んだのか」や「つみたてNISAって実際どう?」など、もう一歩踏み込んだ話も書いてみたいです。
これからも、やさしくて、ちょっとだけワクワクする投資の世界を、一緒にのぞいてみませんか?