人生初 伐根作業

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なんの前触れもなく業者によって庭木の剪定が始まりまして…。
木の長さを聞かれた夫は「限りなく短く切って」と依頼した様子。剪定が終了し庭を確認したところ、何本もあった木が切り株だらけに…。あっけにとられましたが、そのまま放置すると白アリ問題も出てきそうだなと考え、いっそ全部抜いてしまえと一念発起し伐根を決意。合計で10本程度の木の根っこを3か月かけて抜くことになりました。
大体にお金をかけることをよしとしない私。当然アナログ人力での伐根作業となったわけだけど、まあ、思い返しても我ながらよくやったわと自分で自分をほめてあげたい。(*-ω-)ウンウン
また、一緒に作業を行った腰や膝の悪い夫。仕事をこなしながら空いた時間で頑張って手伝ってくれました。でもね、彼の実家なんで、動いて当然かと思うわけですよ。なので、言葉巧みに、かつ、飴と鞭方式で夫を操縦しながら気持ちよく作業をしていただきました。
女一人では3か月では終了しなかっただろうな。まあ、はじめてにしては頑張ったんじゃないかと本当に思う。

使用した道具

使用した道具たち
①剣先スコップ
②ハンドスコップ
③ねじり鎌
④のこぎり
⑤剪定ばさみ
⑥釘抜ハンマー
⑦三角ホー
⑧チェーンソー
特に、①、③、④、⑤、⑦はよく使用した。
⑦の三角ホーはかなり便利で優秀。

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最初に着手した木の穴。
膝ぐらいまで掘りました。(左穴)
初めて伐根したという達成感があった。

上からの画像。
伐根ってこんな感じなんだと、少し自信をつけた。

伐根後。
なかなかの縦長サイズ。

2番目に着手した木
3本が複雑に絡み合っている。
見るからに怪しげな雰囲気…。
嫌な予感しかしない。

あぁ改めて見ても本当に凄い…。
この根、掘れば掘るほどにあちらこちらに太い根があって本当に大変。掘って、虫にビビり、土をはらって、のこぎりで切って、人力が無理なら夫にチェーンソーで切ってもらって…。もう本当にこれの繰り返し。(これ、業者案件なんじゃない…。)

掘れば掘るほど複雑極まりなく…。
しかも配管が出てきた為丁寧に掘ることに。

周りを掘り進め足場を作り、土を払い、横に広がっていた太い根を切り取り少しコンパクトになった。
まるでラピュタね。
この時点ではまったくびくともしない。
(やっぱり業者案件では?)
と、何度も自問自答を繰り返した。

地面とつながっていた太い根の部分が切り離され、初めてぐらつき、そして少し傾いた写真。
まったく動かなかったこの根っこが動いた時、業者案件じゃなくてもいいんじゃないかと希望が見えた。

初めて見た裏。

地面から完全に切り離された側面。本当にラピュタみたい。

かなりの重量があったが、二人でなんとか移動させ、絡まっている根に付着している土をきれいに取り除き、不要な根をのこぎりやチェーンソーで切り落としていった。
とにかく軽くしないとこの穴から持ち上がらない。

脱出後。
とても重いので、軽くするために塊を小さくする作業に入った。
まず、根の隙間に詰まって固まっている土をきれいに取り除く為に数日間乾燥させ、目打ち、使い古した歯ブラシ、ブロワで土を取り除いた後のこぎりやチェーンソーで可能な限り細かく切っていった。水分を含んでいるのかチェーンソーでは切れない個所もあり、乾燥させながら時間をかけて可能な限り細分化した。それでも非常に重たかった。

伐根後の地面

本当に綺麗になった…。
写真だとあっという間だけど、ここまでするのに1か月ほどかかった。
本当に頑張った。

ラピュタと同時進行で作業に入った3番目の木。おとなしそうな顔をしている。ラピュタが一人作業の時にもう一人はこちらに着手。

やはり一筋縄ではいかず、掘っても掘っても長いごぼうのような根っこ。手前に見える配管まで伸びていた。

4番目の木。
この木はとにかく細かな根っこがあちらこちらにはびこっていて、剪定ばさみとのこぎりが大活躍した。

5番目の凛と立っている木。
良い木でしたが誰も名前わからずで…。
ここまで来たら残さず取り除くことに。

意外とあっけなく伐根成功。あっさりと傾倒した。

それでも重いので持てるサイズに裁断。

最後に

11月から始めた伐根作業。紹介したのは5本だけど小さいものも含めるとトータルで10本程度は伐根したと思う。
日数はかかったが家にある道具だけで作業が完結し、捨てる費用だけで済んだのでよい経験ができたと思う。しかし、振り返ってみてもラピュタは大変だった。いやほんとに。
伐根する前は木々のほんの隙間にプランターを置いて細々とシソやバジルなどを育ててたけど、思いがけずすべての木を伐根することができたのでこれから先は存分に家庭菜園を楽しんでいきたい。

きち

きち

医療・福祉の世界で長年従事。夫の脱サラに伴い夫婦でリサイクルショップを7年半経営。50歳を目前に『ありのままの自分で生きよう』と強く思うようになる。縛りのない自由な世界を堪能するため夫の協力をもとに4つのコンテンツを軸に自身の世界観を広げていく。座右の銘は『為せば成る』

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